和え物を美味しくするコツ 1

和え物にもいろいろあります。

ごま和え、白和え、みぞれ和えなど、「和え」とつくお料理だけれはなく、酢の物もお酢と材料を和えますし、サラダもドレッシングと和えてつくりますね。

食卓には、主に野菜料理として登場することが多い和え物ですが、和え物を美味しくするコツを知って、野菜をたくさん食べるきっかけにしたいものです。

美味しい和え物 4つの条件

和え物を美味しくするためには、

  1. 材料に味が馴染んでいること(からまっている、しみている)
  2. 水っぽくない(余分な水分が出ていない)
  3. 適度な歯ごたえがある(シャキシャキしている、又はその料理らしい食感がある)
  4. 色合いがきれい

といった条件が整うことが大切です。

今回は、材料を味に馴染ませるコツ!

材料を味に馴染ませるコツ



下ごしらえをする

和える前に油揚げの油抜きをする、ほうれん草はゆでて、アクをとるなどしましょう。

他にも、塩もみをしり、から煎りするなど、レシピに書いてある下ごしらえを飛ばさずに行いましょう。

和え衣は事前に合わせる

調味料の中でも、砂糖は他の調味料と混ぜ合わせておくことで溶けやすくなります

直前に合わせてしまうと、砂糖のじゃりじゃり感が口の中に入ってしまうため、調味料に砂糖を使う場合は、先に合わせておきましょう。

ごま和え



他にもゴマなどは、ある程度水分を含んでしっとりさせたほうが、味馴染みがよくなります。ごま和えのような場合は、ゴマの衣を先に合わせておきましょう。

味がしみにくいものには下味をつけておく

和え衣は味がするんだけど、野菜に味がしみていないという経験はありませんか?

青菜のような野菜の場合、下ゆでしただけでは、和え衣の味と馴染まない場合があります。
青菜はだし汁に浸けておくといいでしょう。

にんじん炒め


こんにゃくやにんじんのような根菜類も、下味をつけたり、下煮しておくことで、味馴染みがよくなります。


切り方を工夫する


ほうれん草や小松菜などの青菜は、葉の部分と根元の部分では、同じ長さに切っても、表面積が違います。長さをそろえて切った後は、葉の部分に縦に包丁を入れるようにしましょう。

ごぼう


また、ごぼうのようなかたくて味がしみにくいものは、包丁で切るのではなく、すりこぎでたたいて、表面積を大きくすると味がしみ込みやすくなり、余分な調味料も使わずに済みます。

粗熱を取ってから和える

下ゆでした青菜は、粗熱をとってから和え衣と合わせます。

熱いと湯気が出て、余分な水分となり味が薄まってしまいます。

和えた後は少し時間を置く

和えものは、和えてからすぐに食べた方が良いものと、時間を置いて味を馴染ませるものがあります。

ごま和えや根菜を具材に使った和え物は、味がしみるまでに少し時間を置きましょう。

きゅうりの味噌漬け 

酢の物やサラダは和えたらすぐに食べたいお料理です。

本サイトにご訪問&記事をお読みくださり、ありがとうございます。


この記事では、料理日和がこれから料理を楽しみたい方、既に料理を楽しんでいる方のために、さらに料理が好きになり、楽しんでいただきたいと思い、食材や料理、栄養・健康などの情報を提供させていただいております。

料理日和とは、北海道札幌市にある料理教室です。
料理をするのが楽しくなり、家庭的で季節や行事にこだわってつくられる料理のレシピや食に関わる情報を提供しています。マンツーマンレッスンを中心に少人数制でレッスンをしていますので、初心者さんも安心してご参加いただけます。
若干、北海道目線で記しておりますので、一般的で無い食材や目安の分量なども存在するかもしれません。

今後ともお読みいただいたり、何かのお役に立てますと嬉しいです。