料理日和 ryouribiyoriは
北海道札幌市中央区大通にある料理教室です。
料理日和の「日和」は、様々な意味がある中で「晴れている」、「天気が良い」の他にその事をするのに都合のよい天気、穏やかな天気という捉え方をしています。
ぽかぽか陽気のような気持ちよさ、心地よさがあり、穏やかで明るく楽しい教室です。
教室に来てくださる皆様に料理をする過程を楽しんでいただきたい、心地よく過ごしていただきたいという思いが込められています。
料理日和 ~大切な人に喜んでもらいたい料理を楽しくつくるための料理教室~
「家族と食べる家のごはんが一番おいしい」
「誰かのために料理をすることは、自分も豊かにする」
料理をするのが楽しくなり、家庭的で季節や行事にこだわってつくられる料理のレシピや食に関わる情報を提供しています。
料理日和を始めるに至るまで
栄養学科に入学したものの、どんな仕事がしたいのか、何がむいているのかと思い、学生時代より料理スタイリストのアシスタント、カフェやレストランのキッチンスタッフなどの仕事に携わってきました。
その後、健康や命にかかわる仕事をしたいと思うようになり、管理栄養士として、老人ホームや総合病院、企業などで、栄養相談、食事メニューの作成、料理教室講師、セミナー講師などの業務に従事しました。これらを通して、食物アレルギーのある赤ちゃんから妊婦さん、生活習慣病がお悩みのビジネスマン、血圧が気になる主婦の方、料理を楽しみたいサークルのみなさん、老人ホームの食欲不振なお年寄りなど、これまでの料理教室や栄養相談などの件数は合わせて4,000件を超えます。
「食べる」にこだわる
病院の脳神経外科で栄養管理を担当していたときに、「食」に対する土台をつくった出来事がありました。
大きなご病気で緊急入院、手術をした患者さんがいらっしゃいました。
40代後半の女性の方でした。
手術後もしばらくは意識が戻らず、寝たきりの状態が続いていました。
もちろん食事もとることはできません。
点滴で栄養を補給します。
それから意識も戻りましたが、まだ食べることはできず、栄養剤用のチューブを使って体内に栄養剤を投与することで栄養をとっていました。
そのときは食事をとることができる見通しも立たず、付き添いに来ていた娘さんは、
「もうお母さんとカレーライス食べられないのかなぁ。。。」
寂しそうに、そう話しているのが聞こえました。
それから数週間後、治療の効果もあり、順調に回復されていきました。
食事に関しても、テストした結果、飲み込みに問題がないのでお食事を提供してみようということになりました。
倒れてから数ヶ月ぶりのお食事です。
食事といってもまだ重湯(お粥の上澄みをすくったもの)だったのですが、娘さんが「お母さん、久しぶりのごはんだよ」と声をかけながらの一口目でした。
喉が動いて、ごくんと飲み込んだ後、「お母さん、おいしい?」と娘さんが聞くと、患者さんはうなずき、目から一筋の涙を流され、次々と涙があふれて出てきていました。
「食べる」、「食べている」ということを喜ばれていたのです。
「お母さんがまた、ごはんを食べられるようになった」、「良かった~~」と娘さん達も涙をぬぐいながら声をかけ、とても感激されています。
そこにいたスタッフみんなでじーーーんと胸が熱くなりました。
「食べること」ってすごく大事。
心からそう思いました。
もちろん健康や栄養、食事の大切さは理解していたつもりでしたが、食事をすること、ごはんを食べることがどれだけ大切なことか。
それは単に生命を維持するために栄養を補給することではなく、「食べる」という喜びがそこにあると感じました。
大切な人のために料理する
このことをきっかけに、薬やサプリメントでは補えない大切なものが、食事の中にあると強く認識するようになりました。
そして、食事は毎日のことであり、その多くは家庭で料理されたり、食べられたりしています。
しかし、慌ただしく忙しい日々の中で、料理をする時間をつくるのが難しいことや、疲れていて料理が面倒くさく感じることもしばしば・・・・・。
とはいえ、毎日の食事は欠かせず、自分だけならまだしも、家族のために食事の支度をしなくてはならないこともあります。
しかも世間では、食育だとか、食の安全だとか添加物だとか動物性はダメだとかなんだとか。。。
健康的な食事のために「ちょっと時間を工夫して」とか、「ひと手間かけて」というのはわかるけど、実際に料理するのは、こっちなんだよねーと思ってしまいます。
「帰ってから、ごはんつくらなきゃならないのかーーー。あーー、面倒くさい。。。」
私自身も、仕事から疲れて帰った日は、イヤイヤつくっていたり、今思えば、「やっつけ」で料理をしていたこともありました。
そのくせ、「家でもちゃんとしたごはんをつくらなきゃいけない」というプレッシャーをかけ、料理を楽しむなんて考えられないこともありました。
他の人の料理ブログをみたり、本や雑誌をみたりして、楽しそうな雰囲気をうらやましく感じる日もありました。
でもなぜか、大切な人に○○が食べたいと言われたら、少し疲れていてもつくってあげたくなるし、頑張ってウデを振るいたくなったりもします。
何が食べたいと言われなくても相手の体調を気遣い、メニューを考えたりしたくなる。自分のためではなく、誰かのためにそうしたくなる。
大切な誰かのために料理をすることで、相手の喜ぶ顔を想像し、頑張れたりしてしまう。
おいしいと言って貰えると疲れも吹っ飛んでしまいます。
それならば、せっかく料理をするのであれば、その料理をしている時間が楽しくありたいなと思うようになりました。
せっかく料理するなら楽しいほうがいい
あれこれ考え出すときりがありませんが、もっとおおらかに、もう少し自由に料理してみよう、何よりも料理を楽しむことを大事にしてみよう、と考えるようになりました。
同じように料理のお悩みを持つ人の役に立ちたい、家庭での料理や食事の大切さを伝えていきたいと思い、日々の料理がますますおいしく、そして料理をすることがもっと楽しくなるような料理教室をスタートさせたいと思うようになりました。
「健康的な食事のためにちょっと時間を工夫してとか、ひと手間かけてというのはわかるけど、実際に料理するのは、こっちなんだよねー。」という思いも、レッスンのときに共有していただいたり、今よりも料理が上達することで料理が楽しくなるなどして、参加される方のお役に立てればいいなと思います。
料理日和で得られるもの
・初心者さんは料理をすることに早めに慣れる
・料理の手際や段取りが良くなる
・基礎、基本が身につく
・メニューに悩まなくなる
・つくった料理を食べてくれた人に褒められる
・習いたい料理が習える
・くり返しつくってみたくなる
・教室そのものが楽しい
・料理の悩みが相談しやすい、解決する
・料理がもっと好きになって、楽しくなる
料理日和のレッスンは、マンツーマン~少人数制ですので、おひとりおひとりのレベルに合わせてレッスンをすることができますので、初心者さんも安心してご参加いただけます。
調理を始める前に、段取りをご説明いたしますので、迷うことなく料理することができます。そのため、ご自宅に帰られてからも同じように料理を楽しんでいただくことができます。
人数が多い教室ですと、何か1品しか担当しなかったり、「今日は調味料を計るだけだった」「洗い物をしただけだった」というようなこともありますが、マンツーマン~少人数制なので、ほぼ全ての工程に携わっていただけますので、段取りや手際などが上達します。
レッスンでは、様々な食材を使用するため、料理の幅が広がります。
おいしい出汁のとり方、栄養を逃さないほうれん草の茹で方など、料理の基本的なことを丁寧にレッスンいたします。本やWEB上のレシピを見るよりもレッスンで体験することにより身につきやすくなります。
マンツーマンレッスンですと、同じグループの人に気を遣って聞けなかった、知らない人と一緒で疲れたということもありません。お客様のペースですすめていきます。
マンツーマンレッスンでは、約200種類の中からお客様にお好きなものを選んでいただき、レッスンをいたします。つくれるようになりたい料理を習えた方が楽しいですし、料理上手になる近道です。
これまでに教えたり習ったりした経験から、マンツーマンやプライベートレッスンを中心に少人数でのレッスンが、料理上手になる近道だと思いました。
レシピを知ることも大切ですが、段取りを覚えて手際よく動けることで料理は格段に楽しく、またラクになります。
また、料理の楽しみ方として、食材はもちろんのこと季節や行事も大切にしています。
料理日和で料理を習うこと、お過ごしいただく時間が、皆様にとって楽しく心地のよいものにできればと思います。
たいへんありがたいことに、お客様からは、思わずくつろぎ長居してしまったと言っていただくことが多く、今後もこのような思いで続けていきたいと考えています。
他にもこんな特徴があります。
マンツーマンレッスンは、レッスンの開始時間に融通が利きます。
自宅教室でのレッスンなのでアットホームな雰囲気の中、レッスンをいたします。
札幌市の中心部にあり、最寄りの駅出口から徒歩2分のところにあるため、通いやすい場所にあります。
料理を楽しみ、食べることを楽しむ
料理日和は、大切な人に喜んでもらいたい料理を楽しくつくるための料理教室ですので、こんな願いも叶えることができます。
- 喜ぶ顔がみたいから、おいしいものをつくりたい
- 健康が気になるから、野菜たっぷりメニューでケアしたい。
- 疲れて帰ってきたから、温かい料理で労いたい。
- スポーツを頑張っているから、栄養満点の食事で応援したい。
- もうすぐ誕生日だから、好きなものをつくってお祝いしたい。
食べてくれた人が喜ぶことで、あなたの料理の腕前は上達し、ますます料理をすることが楽しく、好きになります。
「やっぱり、家のごはんが一番おいしいね」と褒められるのはもうすぐ。
そして、誰かのために料理をすることは、自分の喜びにつながり心を豊かにします。
料理日和を通じて、皆様の料理が上達するのはもちろん、料理と食べることを心から楽しみ、喜んでいただけるよう努めていきたいと思います。
皆様とレッスンでお目にかかれますことを楽しみにしております。
料理日和主宰
管理栄養士 エンドウミキ
プロフィール
北海道札幌市出身 料理日和代表・管理栄養士
学生時代より料理スタイリストのアシスタント、カフェやレストランのキッチンスタッフなど食の仕事に携わる。
管理栄養士として老人福祉施設、総合病院、企業等での栄養相談、献立作成、料理教室講師、セミナー講師などの業務に従事し、これまでの料理教室、栄養相談等の件数は合わせて4,000件を超える。
日々の業務の中で健康と食事の大切さ、特に毎日の食事の習慣が与える影響とその重要性を実感する。
自宅にて、かねてからの夢であった料理教室を開き、初心者でも安心して学ぶことができ、日々の料理がもっと美味しく、ますます楽しくなるような企画の立案やレシピの作成を精力的に行う。特に、基礎から自分のペースで学べるマンツーマンレッスンには定評があり、ファンも多い。
料理の悩みを始め、健康のためのアドバイスなどおひとりおひとりの立場にたった料理教室の運営に心がける。
他にも季節や行事を大切にしたおもてなしメニューや手仕事のクラスなども開催中であり、レッスン終了後も思わずくつろぎ、長居してしまう方が多い。
「大切な人に喜んでもらう料理を楽しくつくる」、「家族と食べる家のごはんがいちばん美味しい」、「誰かのために料理をすることは自分も豊かにする」を合言葉に奔走中。
「喜んでもらいたい料理」をいちばんつくってあげたい大切な人は夫。趣味は旅行と器探し。
〈保有資格〉
管理栄養士 登録番号 第83233号
調理師 登録番号 道 第35698号