ほうれん草のくるみ和え

本来の?一般的な?くるみ和えよりも、くるみを食べることを意識したくるみ和え。
くるみには、抗酸化成分やn-3系脂肪酸、ビタミンEなど、女性に嬉しい栄養素がたくさん含まれています。エネルギーも多いので取り過ぎには注意です。が、くるみの歯ごたえと風味で、ゆでた野菜もいっそうおいしくたべられてしまいます。

ほうれん草のくるみ和え

【材料】ほうれん草のくるみ和え

ほうれん草・・・200g
塩・・・少々

くるみ・・・50g


 しょうゆ・・・小さじ1
 きび砂糖・・・小さじ1

【作り方】ほうれん草のくるみ和え

  1. 熱湯に塩を入れ、ほうれん草をゆでる。
    冷水にとり、余分な水分を軽くしぼり、3~4cmの長さに切る。

  2. くるみはフライパンに入れて、弱火~中火で3分間、から煎りする。

  3. 2を5mm角の大きさに切り、ボウルに入れ、Aを加えてよく混ぜる。

  4. ほうれん草を加えて、からめるように和える。

【使用道具】ほうれん草のくるみ和え

包丁、まな板
片手鍋
ザル、ボウル
フライパン
菜箸
小さじ

【ポイント】ほうれん草のくるみ和え

ほうれん草以外の他の青菜でもできます。

一般的なくるみ和えのくるみの量は、主の材料(この場合、ほうれん草)に対して10%(この場合20g)が目安になりますが、このレシピでは、2.5倍もくるみが多いです。
そのため、くるみをあまり細かくしてしまうと、油の味が出すぎておいしくないので、くるみを大きめに切りましょう。

また、くるみ和えは、一旦くるみをゆでて、周りの薄皮をむいてから調理することが多いです。
今回は、皮付きのままにして、その風味のおかげで、調味料が少なくてよいレシピになりました。

くるみを切るのが面倒な人は、ビニール袋に入れて、手で割ってもOKです。

ほうれん草のくるみ和え

【栄養】ほうれん草のくるみ和え

ほうれん草には、ビタミンK、ビタミンE、レチノール、ビタミンC、葉酸、カリウム、マグネシウム、鉄といろいろな栄養素が多く含まれています。
ゆでるのを面倒くさがらずに、積極的に食べたいです。

くるみも栄養が豊富な食材ですが、ビタミンB6、葉酸、銅、マンガン、マグネシウム、不飽和脂肪酸(n-3系脂肪酸)、食物繊維が多いです。

このレシピで鉄分を1.3mg、葉酸は117㎍とることができます。

おひたしや和えものは、野菜を食べるのによい料理方法ですが、塩分が気になる、和え物に含まれる糖分が気になるという場合は、大きく切ったくるみのように、なにかアクセントになるものを入れるのがおすすめです。
くるみの風味のおかげで、薄味でもおいしく食べられます。


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参考・引用文献
七訂食品成分表 女子栄養大学出版部
日本人の食事摂取基準 第一出版
新調理学 光生館