和え物を美味しくするコツ 3
美味しい和え物 4つの条件
和え物を美味しくするためには、
- 材料に味が馴染んでいること(からまっている、しみている)
- 水っぽくない(余分な水分が出ていない)
- 適度な歯ごたえがある(シャキシャキしている、又はその料理らしい食感がある)
- 色合いがきれい
といった条件が整うことが大切です。
今回は適度な歯ごたえにするコツと色合いをきれいにするコツをお伝えします~。
適度な歯ごたえにするコツ
和えるタイミングを調整する
サラダやきゅうりの酢の物など、シャキシャキした食感の和えものにする場合は、食べる直前に和えましょう。
当たり前に聞こえるかもしれませんが、何品かつくっていて、仕上げをするのは最後と思って段取りをするといいでしょう。
冷水に浸す
野菜はたっぷりの冷たい水に浸しておくことで、みずみずしくなり、しゃきっとします。
歯ごたえのある葉ものは美味しいですよね。
一方で、ドレッシングに使ってべとっとなった葉ものは避けたいものです。和える前に材料がしんなりしているとべとっとなりやすいですから、和える前の材料に気をつけましょう。
具材の大きさはそろえます
和え物は、数種類の具材が一緒に口の中に入る食べものです。
ひとつは一口で食べられない大きさ、ひとつは箸にかからないくらい小さいとなると、和え物の意味がありません。
切り方も同様です。ひとつは、いちょう切りで、もうひとつは短冊切りなど厚さは同じかもしれないけど、形が違うと食感も変わってきますので、切り方は事前に確認してから調理をしましょう。
ふんわり盛り付ける
具材がつぶれていたり、盛り付けでべちゃっとなっていると食べる気持ちも失せますが、実際に食感が悪く味もイマイチです。
白和えも、ふんわり軽く盛り付けることで、味わいが増します。
野菜はつぶれやすかったり、細かくなりやすいものがあるので、下準備の段階でゆで加減や切る大きさにも配慮が必要ですが、盛り付けで失敗してしまわないよう、優しく丁寧に扱ってくださいね。
つぶれやすい材料としては、トマトやゆでたかぼちゃ、イクラのような魚卵、ゆですぎた野菜全般です。
色合いをきれいにするコツ
塩ゆでOK、醤油煮NG
青菜は熱湯に塩をいれることで、緑色が鮮やかになります。
しょうゆで下味をつける場合も、煮てしまうと、緑色の鮮やかさが無くなります。ゆでた後にしょうゆをかけておくなどするとよいでしょう。
煮て和えるものは短時間で仕上げる
煮ていると色がだんだん悪くなります。
青菜の場合は特に茶色くなってしまうので注意が必要。
煮浸しなどは、具材に煮汁がからまればOKです。青菜など材料の色が鮮やかなうちに火を止めます。
その後、器に盛ってから煮汁をかけて食べるようにします。
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