梅干しづくり 2019
札幌市中央区大通りにある料理教室 料理日和です。
初心者さんも楽しく安心で、今日の夕食作りが楽しくなる料理教室です。
料理日和では、味噌づくりやベーコンの燻製、マーマレードやジャムの
手づくりレッスンもしています。
先日、今年の梅干し作りをしました。
無農薬の完熟梅
去年、ばたばたしていて梅干しを調達するのを忘れてしまったため、去年から入荷メールを登録しておき、無農薬の完熟梅を購入することができました。
すごく立派な梅です~。
大きさ無選別のものでも良かったのですが、北海道への配送は対応していないとのことで、大きさのそろったとても美しい梅を送っていただきました。
梅干しづくりスタート
梅を洗って、ヘタをとります。
梅をさっと洗って(無農薬なので、ホントにさっと)、おへその部分を竹串で取ります。
梅を塩漬けします。
梅を容器に入れて、塩を加えます。
料理日和の梅干しは、塩分18%!長期保存が可能な塩辛い梅干しです。
6月の下旬に梅の塩漬けを開始しました。
塩をまぶして、上に重しを乗せます。
2~3日すると梅から水分(梅酢)が出てきて、その水分で梅がすっぽり浸かります。
しゃ、写真がありませんでした・・・。
撮るのを忘れてしまいましたよ・・・。
梅の水分が出てくるのに時間がかかったり、まんべんなく浸からずに、梅が液体から出ていると、カビてきてしまい、アルコールで拭いたりなどの処理が必要になります。
面倒なので、お願いだから水分出てね!ちゃんと浸かりますように~と思って大事に大事に見守っています。
梅を干します。
本州は梅雨が明けたら梅を干す時期といわれていますが、料理日和のある北海道は梅雨が無いので(最近は梅雨っぽい年が多いですが・・・)本州は梅雨が明けました~というニュースを見て、干す時期を検討しています。
といっても、梅を干す場所に一番太陽の光が届くタイミングを見計らい、3~4日天気が良い日が続く日を確認して、干しています。
上記の写真は、梅の塩漬けか取り出してすぐのものです。
朝から干し始めて、お昼ぐらいに一度裏返します。
夕方に室内に取り込み、翌朝また同じように干します。
お昼に裏返して、夕方に室内で保管する・・・・を今年は5日間行いました。
本当は3日で良いそうなのですが、梅が大きかったことと、ちょっと枯れた梅が好きなので、長めにお日さまに当たってもらいました。
梅の皮はやわらかくて、とてもデリケート。
完熟梅を購入したときから大切に扱っているのですが、塩につけるともっとやわらなくなるので、より一層大事に扱います。
しかし、梅がかわいくてしょうがない。
今年の梅はなんか特にかわいい。
梅を保管します。
消毒した瓶に入れて室温で保存します。
すぐに食べてもいいのですが、実は2年くらい置いて食べる予定です。
塩辛さがこなれてちょうどいい塩梅(あんばい)になるのを楽しみにしています。
梅を自分でつけたときのご褒美
梅干しづくりをする楽しみのひとつに梅酢ができることがあります。
梅を塩に漬けたときに出てきた、水分のことです。
梅の甘い香りと酸味があり、すごくさわやかな梅酢は、どんなお料理にも合います。
塩味を加えたい時、サラダのドレッシングとしてオリーブオイルと合わせてもいいですし、白身のお刺身に使えるとすごく贅沢です。
自家製のススメ
手づくりをする楽しさは、健康にも直結します。
梅干しの塩分は18%なので、減塩梅と比べるとかなり塩分が高く、コントロールが必要な方には敬遠されるかもしれません。
しかし、自分でつくると、①材料(塩の種類、梅の産地など)が選べること、②手づくりなので大事に食べようと思うこと(食べ過ぎが防げます)、③梅酢のような副産物が手に入ること、④手づくりをしたほうが価格が安く済む などの良いことが沢山あります。
また、毎年続けているとだんだん上手になってくるのも楽しみのひとつですね。
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この記事では、料理日和がこれから料理を楽しみたい方、既に料理を楽しんでいる方のために、さらに料理が好きになり、楽しんでいただきたいと思い、食材や料理、栄養・健康などの情報を提供させていただいております。
料理日和とは、北海道札幌市にある料理教室です。料理をするのが楽しくなり、家庭的で季節や行事にこだわってつくられる料理のレシピや食に関わる情報を提供しています。マンツーマンレッスンを中心に少人数制でレッスンをしていますので、初心者さんも安心してご参加いただけます。
若干、北海道目線で記しておりますので、一般的で無い食材や目安の分量なども存在するかもしれません。今後ともお読みいただいたり、何かのお役に立てますと嬉しいです。