ほんの少し気楽になるお弁当づくりのコツその壱
お弁当づくりで一番のお悩みは、何といってもおかずは何にするか?
いつも同じものになってしまうし、朝忙しいから、手の込んだものはつくれないし。
悩まずに、お弁当づくりのルールを決めておくことで、お弁当づくりが少し気楽になります。
お弁当箱におかずを入れる場所を決める
お弁当箱の半分に、ご飯(主食)を入れます。
残り1/3はメインのおかず(主菜)。残り2/3に、サブのおかずを2品入れます。
これで栄養バランスもとりやすくなりますし、おかずを無理に色々作らず、
3品作ればよいということになります。
お弁当に使う食材を決める
スーパーに買い物に行くと、あれやこれやと目移りしてしまいますし、余計に迷ってしまいます。
「お弁当には、この食材を使う」とある程度決めておけば、献立も決まりやすくなります。
その食材で、味付けのバリエーションを増やしていくことをオススメします。
肉類は、豚肉(スライス肉)か鶏肉(ササミ、むね肉、もも肉)がオススメです。
臭みが少ないほうが、下処理の必要がありません。
つまり、お弁当づくりにかかる時間が短縮されます。
さらに他の材料と組み合わせやすくなります。
また、脂の多い部位やお肉は、冷めてしまうと脂がかたまってしまい、あまりオススメしません。
魚類は、鮭などの切り身、エビが使いやすいですね。
あまり身が厚いと火が通るのに時間がかかるため、お弁当箱から逆算して、うまくハマるように
あまり大きくないものを選びましょう。
※牛肉やバラ肉などのような脂の多いお肉もお弁当に使ってももちろんOKです。
使いやすい食材ということでご案内しております。
野菜類は、ブロッコリー、ピーマン、かぼちゃ、パプリカ、さつまいも、きのこ類、にんじんなどが特にオススメです。
下処理が少ない。皮をむかなくてもよい野菜です。
野菜を選ぶポイントは、他にも、水分が出にくくて、火が通りやすいこと。
栄養価が高いこともオススメポイントになります。
いま紹介した野菜を使いましょう、ということではありません。
下処理の手間が少ない分、他のことに手が回りますので、簡単に1品欲しいときにはオススメの食材といえます。
味付けは、メインがしっかり、サブはシンプルに
お弁当は、一般的には、朝作って、お昼に食べます。
作ってから食べるまでに時間があきますね。
そのため、薄味でつくってしまうと、食べるときには味がぼやけてしまいがち。
だから、メインのおかずは少ししっかり味にしておくと美味しく食べられます。
しっかり味にするには、単に調味料の分量を増やすことではなく、
下味をしっかりつける(味を馴染ませる)
ソースやタレをフライパンに残さずからめる
カレー粉やスパイス類を利かせる
などがあります。
反対に、サブのおかずは、塩茹でのみや、さっと炒めてしょうゆ味をつけるなどのシンプルものでもOKです。味付けにメリハリをつけることを心がけましょう。
また、おかずが寂しいときは、ご飯にひと工夫できるといいですね。
普段は梅干しやごま塩のご飯に、
ふりかけ、雑穀ご飯、混ぜご飯、海苔、おかか、たらこなど
をストックしておけると心強いです。
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若干、北海道目線で記しておりますので、一般的で無い食材や目安の分量なども存在するかもしれません。
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