食中毒に気をつけよう!

食中毒と聞くと、どこかの飲食店や給食を出しているところでのことのように感じていませんか?

2018年の食中毒の発生件数は、1330件あり、そのうち家庭内での食中毒は、163件ありました。

他人事と思わず、ご自宅のキッチンをチェックしてみませんか?

食中毒は、冬も多く発生していますが、夏は気温が高く食品が傷みやすい季節。
こまめな衛生管理を習慣にしましょう。

衛生管理、清潔なキッチンは料理上手のたしなみです~。

石けんで手洗い

手洗いの励行

当たり前に思うかもしれませんが、手洗いは石けんを泡立てて、しっかり手をこすりながら洗いましょう。

できれば、指輪などのアクセサリーは外して洗うのがベストです。

調理前だけでなく、調理中や顔や髪を触った後など、とにかくこまめに洗います。

肉、魚、卵に触れたり、ゴミを触ったときも洗いましょう。

家事は料理だけではなく、洗濯機をかけながら~、お掃除をしながら~と、複数同時並行ですすめられていることもあります。

キッチンから離れて、他の作業をした場合は、キッチンに戻ったら、必ず手洗いをすると安心ですよ。






手の傷に注意

手袋食品

包丁で指を切ってしまったとき、絆創膏を貼ってお料理をしますが、料理用の手袋をすると安心です。

手指の傷には「黄色ブドウ球菌」という食中毒菌が潜んでいて、感染すると腹痛に襲われます。

絆創膏を貼っていること、流血していないこと、手袋をしていることを忘れずに!


清潔なエプロン

家庭にいると1日中エプロンをしている、または部屋着のままで料理をしている、という方も多いのでは?

清潔なエプロン、お料理専用のエプロンが安心です。

もちろん、お洗濯やお掃除のとき、お手洗いに行くときは外しましょう。

清潔なフキン

清潔な布巾

フキンは、多めに用意しましょう。また、台フキン、食器フキン、手ふきなど用途に応じて使い分けします。

台フキンは、中性洗剤で洗浄後、漂白剤で消毒するか、2分程度、煮沸消毒をしましょう。

その後、天日に干して、乾燥させます。

ところで、夏場や湿気の多いときに、フキンがピンク色になった経験はありませんか?

ばい菌がフキンに繁殖している証拠です!

すぐに使用するのをやめて、フキンは漂白しましょう。

清潔なまな板

使い終わったまな板、料理の途中で汚れたまな板は、洗剤をつけてスポンジでこすり洗いします。

汚れが残っていると、漂白剤などの効果が薄れるので、使い終わってすぐに漂白するのではなく、必ず洗い、しっかり流します。

熱湯をかけて消毒します。または、漂白剤をかけて(つけて)消毒後、水で丁寧にすすぎましょう。

まな板立てに立て、天日に当てて日光消毒するとベストです。


古くなっていない、清潔なスポンジ

スポンジ

スポンジも雑菌の宝庫。

使い終わったら、スポンジも洗剤をつけて洗い、熱湯消毒し、乾燥させます。

包丁を洗ったり、お鍋の焦げやこびりつきを洗っていると、スポンジが切れたり、傷んできますが、表面積が増えると菌もつきやすくなるので、早めに交換しましょう。

スポンジが小さくなったり、汚れが取りにくいなと思うときも交換の目安です。

食中毒に注意

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若干、北海道目線で記しておりますので、一般的で無い食材や目安の分量なども存在するかもしれません。

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出典
厚生労働省ホームページより(https://www.mhlw.go.jp/content/H30jokyo.xls)