栄養とはなんだ?
栄養満点、栄養不足、栄養失調、栄養素、栄養量、栄養価、栄養士、栄養ドリンク、栄養補助食品・・・・、栄養とつく言葉もイロイロありますが、ところで「栄養」ってなんのことでしょう?
栄養とは
栄養とは、体の外から摂取した様々な物質を消化、吸収することにより体内に取り入れ、分解、合成して生命の維持や成長、健康維持に必要な成分に変換し、体の中で利用することをいいます。
例えば・・・
豚肉のしょうが焼きを食べる。→豚肉が消化され、たんぱく質(アミノ酸)、などになる。→吸収される。→体内にとどまり筋肉になったり、エネルギーとして、利用される。
豚肉の肉が、そのまま人の肉になっているのではなく、胃腸の中で消化されて、様々な栄養素になってから吸収され、体内で必要としているところで利用される。というこです!
栄養素とは
栄養素とは、栄養のために必要な物質(体の外から摂取される物質)のことです。
例えば・・・
豚肉の主な栄養素は、たんぱく質。
栄養素の役目
栄養素には3つの代表的な役目があります。
① エネルギーになる。
② 体をつくる。
③ 体の調子を整える。
エネルギーになる(炭水化物、脂質、たんぱく質)
カロリーが高い、カロリーが低いなど、エネルギー=カロリーと、捉えられることも多いですね。
糖質やたんぱく質は、1g4Kcal、脂質は、1g9Kcalのエネルギーとなります。
エネルギーは、車でいえばガソリンのこと(電気自動車も増えてきましたが・・・)。
仕事をしたり、歩いたり、走ったり、ご飯を食べるときなど、活動するときだけでなく、寝ている間にも心臓を動かしたりするのに使われています。
体をつくる(脂質、たんぱく質、ミネラル)
筋肉や脂肪、骨や歯、髪の毛、爪など体の組織をつくります。
他にも見えなくて、実感がないですが、ホルモンや酵素などもつくられています。
体の調子を整える(ビタミン、ミネラル)
体の調子を整えるとは、例えば、骨の成分はカルシウムですが、摂取されたカルシウムの吸収を促すのは、ビタミンDという栄養素です。
ビタミンDが少ないと、丈夫な骨ができません。
また、糖質をエネルギーに変えるためにはビタミンB1が欠かせません。
体の調子=体調というと、風邪をひいていないか、とか具合の悪いところはないか、という意味合いで使われることが多いですが、目には見えず、自覚はなくても、気にしてみると様々な栄養素によって、私たちの体の調子は整えられているんですね。
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