症状別 風邪のとき予防にとりたい栄養素 後編
風邪の症状によっても意識する栄養や食べものがかわりますが・・・
消化の良いものを食べる
食物繊維と脂肪の多いものは積極的にとらない
飲酒の習慣はお休みする
は、共通していますよ~。
風邪の症状別
鼻水がでる、鼻がつまる
鼻の粘膜を強化してくれるビタミンAを摂取するのがいいでしょう。
また、鼻がぐずぐずしてきたら風邪かな?と思うサインにされている方も多いのではないでしょうか。
これ以上悪化させない、予防することを意識して、体を温める生姜やネギなどを食事に取り入れるのがオススメです。
のどが痛い、咳が出る
のどに炎症があるので、のどに負担のかからない食事をしましょう。
例えば、熱すぎるもの、辛いもの、しょっぱいものは炎症の部分を刺激して炎症を広げる可能性があります。
ただでさえ辛いものを食べると咳が出やすくなりませんか?
なるべく刺激せず、のどに通り安いものをとるようにしましょう。
お豆腐、アイスクリーム(脂肪が多いですが・・)、ヨーグルトなど口当たりがいいものを選びます。
お腹の調子がイマイチ
風邪を引くと下痢をしてしまったり、ゆるくなったりという症状が出る方は、消化のよい食べものを選びましょう。
下痢をするということは、消化できていないということです。
胃腸に負担がかかるような繊維質のもの、かたいもの、脂肪の多いものは避けましょう。
また、下痢をしている場合は体内の水分が不足している場合が多いので、しっかりと水分補給をします。
さらに、水分と一緒にナトリウムやカリウムなどの必要な栄養素も体外に出ている可能性もあります。
みそ汁やスープなどでナトリウムを補ったり、果物でカリウムを補えるといいですね。
熱が出る、寒けがする
エネルギーが発散されているため、熱がでて、寒気がします。
熱が出るということは、水分も発散されていますので、充分な水分補給で脱水を防ぎましょう。
また、エネルギーが不足しないように糖質を補給します。
糖質というと甘いものは口当たりもよいため食欲がないときに食べやすいのでいいのですが、甘いおやつやジュースにばかり偏らないようにしたいものです。
できれば果物のように、ビタミンやミネラルなど、ざまざまな栄養素が含まれたものを食べることができるといいですね。
忙しいと自分のことが後回しになることや、気をつけていても風邪を引いてしまうこともあります・・・。
うがいや手洗い、早く寝るなどの予防も大事ですね!
また、好き嫌いや暴飲暴食をせずに、普段から食事を規則正しくとることで、風邪に負けない体作りの一環にしていただければと思います~~。
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