食品ロスを防ぎましょう
食品ロス?
食品ロスとは、まだ食べることができるのにゴミとして捨てられてしまう食品のことをいいます。
食べものをムダにしていませんか?と聞かれるとなんて答えるでしょうか?
日本では、1年間で600万トンという、想像もつかないくらいの量の食品ロスが発生しています。
1人当たりにすると、1年で51kg分の食べものをまだ食べられるのに捨ててしまっているんです!
単に食事のときに、料理を食べ残すのことだけではなく、材料を腐らせてしまう、ずっと冷凍庫に入れておいて掃除のときに捨てちゃっているなども含まれるんですよ。
まだ食べられるものをゴミにしないために、できることを考えてみましょう。
食品ロスを防ぐために
食べ切れる量を考えてつくる
材料を使い切ろうと思って、つい多めにつくってしまうことってありますよね。
多くて結局残してしまうことになってしまいます・・・。
家庭で食べきれるぶんは、どのくらいかな?これをつくるとどのくらいの量になるかな?と計画してから料理を始められるといいですね。
必要なものを使い切れる分だけ購入する
某食料品店に行くと、使い切れるとは思えない量の単位で売られていることがあります。
安いからといって、飛びついて買ってしまうと、結局何に使うんだっけ?となり、余らせてしまいます。
お買い物をする楽しさと近所のスーパーよりに比べてのお得感で気持ちが高揚しますが、購入するときには、何に使うか考えてから買いましょう。
とりあえず冷凍しておくからまあいっか!では、電気代もかかってしまうし、解凍する手間にもなります。
すぐに使うなら、消費期限の近いものを選ぶ
牛乳や納豆などの日配品、なぜか後ろからとってしまいます。
しかし、消費期限はまだ大丈夫なのですが、なんか新鮮なんじゃない?味が落ちていないんじゃない?と思ってしまうんですよね。
使う予定がはっきりしているのであれば、消費期限の近いものを選ぶことで食品ロスが防げます。消費期限の過ぎたものは廃棄処分となりますので、エコのために一役かいませんか??
余った材料を使い切る日を設ける
そうはいっても日々の仕事や家事で忙しいからついまとめて買ってしまいます。
本当にちょっとずつ余っていることもしばしば。
余った材料を使い切る日を設けておくと、冷蔵庫も整理されてきれいになり、気持ちがよいものです。
今日は買い物をせずに、冷蔵庫の中にあるものでつくる日を設けてみましょう。
冷蔵庫や食品庫は整理整頓する
冷蔵庫や冷凍庫の中に何が入っているか把握しておくと、無駄な買い物をしなくて済みますし、傷んでしまう前に使い切ることができます。
ジッパー付きの袋にいれたり、しまう場所を決めるなどして整理整頓できるといいですね。
冷凍するときは、新鮮なうちに
いつか使うんじゃないかと思って冷蔵庫の中に入っているお肉。
使おう使おう、今日こそはつくろうと思っていても仕事が忙しくてできなかった、消費期限が切れているよ・・・ということ、よくあります。
できれば、冷凍するときは消費期限が切れる前にするのがベストです。
仕事が忙しいと、計画通りに行かないこともありますが、小分けにして使いやすい量を冷凍しておくといいですよ。
料理上手は食品ロスを防ぐ
料理が上手になると、料理にかける時間が少なくなり、レパートリーが増えて、料理に対するハードルが下がります。
「冷蔵庫の残りものでちゃちゃっとつくる」は、すぐにできることではなく、料理が上手になったヒトの特権かもしれません。
1回お料理を習っただけでは上手にはなれないかもしれませんが、料理に対するハードルが下がることは確かです。
1回つくったことがあるということは、その料理をつくるイメージがついて、時間のかかり方も変わります。
レパートリーを増やすには、いろいろな料理を体験することが必要ですが、まずは、ご自分の興味があるお料理からトライしてみるのがオススメです。
また、ひとつの食材で、煮る、焼く、揚げる、生で食べる、などができるとレパートリーがぐーんと拡がると思います。
料理上手になって、食品ロスを防ぎましょう。
料理日和のレッスンでお待ちしています!
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この記事では、料理日和がこれから料理を楽しみたい方、既に料理を楽しんでいる方のために、さらに料理が好きになり、楽しんでいただきたいと思い、食材や料理、栄養・健康などの情報を提供させていただいております。
料理日和とは、北海道札幌市にある料理教室です。
料理をするのが楽しくなり、家庭的で季節や行事にこだわってつくられる料理のレシピや食に関わる情報を提供しています。マンツーマンレッスンを中心に少人数制でレッスンをしていますので、初心者さんも安心してご参加いただけます。
若干、北海道目線で記しておりますので、一般的で無い食材や目安の分量なども存在するかもしれません。
今後ともお読みいただいたり、何かのお役に立てますと嬉しいです。