エビの背わたは取らなきゃダメ?
エビの背わたはとらなきゃダメ?
エビ!海老!えび!蝦!蛯!
エビの天ぷら、エビフライ、エビチリ、エビピラフ、エビのお刺身、アメリケーヌソース、エビのうま味を感じる料理ってたくさんありますよね~。
スーパーに行くと、
殻がむいてあって冷凍している冷凍むきエビ
殻はむいてあるけど、尾がついている冷凍尾付きむきエビ
冷凍シーフードミックスに入っているむきエビ
頭も殻もついていてゆでてあるボイルエビ
お刺身コーナーにある生の尾だけ付いているエビ
同じく生の殻が剥いていないエビ
などなどありますね!
ところで、エビの背わたは取らなくてはいけないのでしょうか?
背わた、あのエビの背中にある一筋のくろいやつです。
見るからにとったほうが良さそうな気がするんですが・・・。
シーフードミックスに入っている小さいエビの背わたも取らなきゃダメなのでしょうか・・・。
エビの背わたって何?
エビの背わたは、エビの腸管です。
そのため、エビが食べたものが消化されたりして入っています。
砂も含んでいるため、口に含むとジャリッとした食感があったり、イヤな臭いがしたりします。
エビの背わたはとったほうがいいの?
食べるとジャリッとする食感とせっかくの料理を台無しにする臭いを防ぐため、
エビの背わたは取ってから調理しましょう。
また、やはり背わたが入っていると見た目が悪いです。
白とピンク色のエビに黒いスジが入っているのは料理の見た目を台無しにします。
サラダやグラタンなど、色の淡い料理は特にです。
エビの背わたを上手に取るコツ
冷凍のエビを使う場合、必ず溶けているかを確認しましょう。
作業を急ぐあまり溶けてないのにも関わらず無理やり取ろうとしても、取りにくくエビを必要以上に傷つけます。
殻付きエビの場合は、エビの背中を丸めて、第2~第3節の間に竹串を入れてゆっくり優しく引きます。
むきエビの場合も、エビ背中を丸めてからゆっくり優しく引きましょう。
むきエビは使う料理によっては。エビの背中に切れ目を入れて、半分にしたり、途中まで開くなどして、背わたをとるという方法もありますよ。
背わたのないエビ
むきエビの中には、加工の時に背わたをとってくれている商品があります。
便利でありがたいですね~!
また、背わたをとっているんだけど、黒っぽくないな~?これが背わたなのかな~と感じたことはありませんか?
その理由は、養殖されているエビは、出荷の数日前からエサを与えられていません。
そのため腸管にはほとんど何も入っていないので、黒くないのです。
一方、天然エビは、エサを与えているとかいないのではないので、しっかりくっきり黒い背わたが入っていて逆に取りやすいかもしれません!?
そう、背わたがしっかり入っていることも天然エビの特徴だったりします・・。
本サイトにご訪問&記事をお読みくださり、ありがとうございます。
この記事では、料理日和がこれから料理を楽しみたい方、既に料理を楽しんでいる方のために、さらに料理が好きになり、楽しんでいただきたいと思い、食材や料理、栄養・健康などの情報を提供させていただいております。
料理日和とは、北海道札幌市にある料理教室です。
料理をするのが楽しくなり、家庭的で季節や行事にこだわってつくられる料理のレシピや食に関わる情報を提供しています。マンツーマンレッスンを中心に少人数制でレッスンをしていますので、初心者さんも安心してご参加いただけます。
若干、北海道目線で記しておりますので、一般的で無い食材や目安の分量なども存在するかもしれません。
今後ともお読みいただいたり、何かのお役に立てますと嬉しいです。