タコとズッキーニのトマト味
2021年の7月2日は半夏生(はんげしょう)。
半夏生とは、夏至から数えて11日目にあたる7月2日頃から5日間をいいます。
この時期は、梅雨も後半または、梅雨明けの時季ですが、
農作物を育てる上でひとつの目安となる時期になるそうです。
半夏生に、豊作を祈ってタコを食べる習慣があります。
育てた作物がタコの足のように、大地にしっかりと根付くことを祈願して、
という意味が込められているんだとか。
そんなわけで、タコを使った簡単なおかずを一品。

【材料】タコとズッキーニのトマト煮込み(4人分)
茹でたこ・・・300g
ズッキーニ・・・2本
にんにく・・・1かけ
タイム・・・2枝
オリーブ油・・・小さじ2
カットトマト缶・・・1缶
日本酒又はワイン・・・大さじ1
塩・・・小さじ1
黒オリーブ・・・15個
【作り方】 タコとズッキーニのトマト煮込み
- ズッキーニは、1cm幅の輪切りにする。
タコは、2cm角に切る。
にんにくは、包丁の背でつぶす。 - 鍋に、オリーブ油を入れて、にんにくとタイムを入れて火にかける。
香りが出てきたら、タコとズッキーニを入れて炒める。 - 全体に油がまわったら、トマト缶と塩を加えて、フタをして10分煮る。
- オリーブを加えてひと煮立ちしたらできあがり。
【使用道具】タコとズッキーニのトマト煮込み
包丁、まな板
ボウル
大さじ、小さじ
フタ付き鍋
木べら
【ポイント】タコとズッキーニのトマト煮込み
ズッキーニは厚めの輪切りにすることで、食感が残ります。
タコは2cm以上大きく切ると、このレシピだとかたくて食べにくくなってしまうので、
このくらいの大きさがオススメですよ。
塩を加えるときは、まずは、トマトの味をみてから加えましょう。
使用するトマト缶によっては、塩分が強い場合もあります。

【栄養】 タコとズッキーニのトマト煮込み
タコは高たんぱく、低脂肪そして有名な食品のひとつです。
亜鉛が豊富です。
食品成分表にはありませんが、タウリンが豊富なことでも有名です。
タウリンは、胆汁酸の分泌を促成す、コレステロールを低下させる、などの働きがあります。
お食事の前菜として、白ワインと一緒がオススメかもしれない!
【1人分】
エネルギー:126Kcal
炭水化物:7.0g
たんぱく質:18.3g
脂質:2.9g
食塩相当量:2.0g
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参考・引用文献
日本食品標準成分表2015年版(七訂)