ほんの少し気楽になるお弁当づくりのコツその参

せっかくつくるお弁当、美味しく食べてもらいたい&美味しく食べたいですね。
しかし忙しい朝は、時間に遅れそうとちょっと焦ってみたり、知らぬ間に大切な工程を抜かしてしまう場合もしばしばです。
ほんの少し美味しくなるコツをご紹介します。
汁けをよくきる
洗った野菜、茹でた野菜、和えた野菜、じっとしておいても、あとから水分が出てきます。
ペーパータオルにのせて水分をきったり、軽く拭いておくのも方法のひとつです。
水分がでてくると、おかず自体の美味しさは半減します。
水分をよく切って、必要あれば絞ってからお弁当箱に詰めましょう。
汁けを飛ばす

炒め物もそのままにしておくと水分が出てきます。
水分を切ったハズなのに!とお弁当を見て、がっかりすることはありませんか?
ご飯に炒め物の水分が移って、べしゃべしゃになってしまうと
食欲が少し無くなってしまいます。
炒めものは、汁けがなくなるまで炒めること、
汁けを飛ばすことが肝心ですね。
汁けも一緒に入れたいときは、片栗粉で濃度をつけてあげたり、
小さいカップに入れて他に汁けを移さないような配慮があると、とてもいいと思います。
ご飯やおかずは冷ましてから詰める

冷ましてからお弁当箱へ
ご飯の水分て、結構多いです。フタの裏に水滴がいつも付いているなんてことはありませんか?
水滴がついていると、お弁当自体が傷みやすくなりますし、
全体的に水っぽくなってしまいます。
せっかくのおかずがべしょべしょの薄味なんてイヤですよね~。
バットやお皿に一旦のせて、冷ましてからお弁当箱に詰めましょう。
出やすい水分を吸収してくれる材料
茹でた野菜はどうしても水分がでてきてしまう。
そんなときに便利な食材があります。

かつお節、すりごま、油揚げ です。
これらの食材は元々の水分量が少ないため、水分を吸いやすい食材です。
和え物に加えるのがオススメです。
水分を吸ってくれるだけでなく、味を決めてくれる大切な材料でもありますね~!
おかずとおかず、ごはんとおかずの仕切りをひと工夫

酢の物など、ご飯に味を移したくないおかずを入れるときは、仕切りを上手に使いましょう。
お弁当箱に付いている間仕切りを使ったり、
汁けが出てしまうときは、おかずケースを使ったり、
しょうゆやケチャップなどの調味料は小さい容器に入れたりして、
水分が他のおかずに移らないよう配慮します。
また、プラスチックの入れものや仕切りを入れると色合い的に・・・という方は、
大葉や笹の葉を仕切りにするのはいかがでしょうか~。
ドレッシングは別付け
野菜不足が気になり、忙しいときは何かとサラダに頼りがち。
容器に生野菜をつめてサラダにして持っていこう!よいアイディアですよね。

簡単に用意できるサラダは頼もしい味方でもあります。
ドレッシングは別の入れものに入れて持っていきましょう。
サラダは、食べる直前にドレッシングをかけるのがオススメです。
べちゃべちゃのレタスなんて見たくなーい。
普段の食事でもそうですが、
早くかけてしまうと、水っぽくなって美味しくないのでご注意を!
野菜を茹でるのは最初に

野菜を茹でると、冷めるのに少し時間がかかります。
また、置いておくと水分でてきます。
野菜を茹でて冷めないうちにお弁当箱に詰めると蒸気がでてきます。
早めに茹でて、ザルで水けを切っておくと、詰めるときにラクできますよ。
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