にしん漬

漬け物ときくと、下処理などなんだか面倒くさいイメージだけど、味噌作りのあとの麹が余っていたら、是非つくりたい一品です。北海道では年末に大きなバケツに入れて、大量につくるご家庭もあります。
ここでは、つくりやすく、消費しやすい分量でつくってみましょう。
丁寧につくって、サラダ感覚で美味しく食べられる常備菜として、楽しめます。
にしん漬 材料 (つくりやすく、消費しやすい分量)
- キャベツ・・・1/2個(450g)
- 大根・・・1/4本(200g)
- にんじん・・・1/2本(100g)
- 自然塩・・・23g(野菜の重量の3%)
- 身欠きにしん・・・2本
- 米のとぎ汁・・・適量
- 米麹・・・50g
- 赤唐辛子・・・1本
- 生姜・・・1かけ
にしん漬 作り方
1.キャベツは一口大のざく切り、大根は1cm厚さの半月切りに、にんじんは薄いいちょうにそれぞれ切って、
厚手のビニール袋に入れて、塩を加え、軽くもみ、冷蔵庫に入れる。
2. 身欠きにしんは米のとぎ汁に一晩つけてやわらかくしたら、うろこをとり、1cm~2cmに切る。
3.赤唐辛子は種を取って、小口切りにし、生姜は、針生姜にする。
4.一晩たった1に麹とその他の材料(2と3)を加えて、冷蔵庫で保管する。
3日目ぐらいから食べられます。
にしん漬 使用道具
包丁、まな板
計量スプーン
はかり
ボウル
ビニール袋
にしん漬 ポイント
野菜は土や汚れが無いよう、流水で十分に洗い流しましょう。
大根を半月に切りましたが、いちょう切りでも短冊切りでも大丈夫です。ただし、厚さを1cm位に切った方が食べごたえのあるおいしい漬け物になります。
一方、にんじんはあまり厚く切るとかたくて歯ごたえが悪くなります。彩りを兼ね備えて入れているので、薄くスライスするのがおすすめです。
塩分の濃度は、材料に対して、3%の重量がおすすめですで、失敗しにくいと思います。
できたにしん漬けは、冷蔵庫で保管しましょう。
にしん漬けについて
にしん漬けは北海道の冬の代表的な料理(漬け物)です。
北海道の中でも地域によって、大根が多い地域、キャベツが多いところなどあるようです。
米麹を使用しているので、時間が経つと発酵が進みます。水分が出てきますが、捨てずにそのまま漬け物を漬けておきましょう。
市販の漬け物は、野菜を消毒したニオイがなんとなく残っていてあまり好きじゃない。。。という人も是非、漬けてみてください。キャベツの甘みが引き立つ、おいしい漬け物デス。
にしん漬け 栄養
にしん漬けは、塩で野菜を漬けているので、食べ過ぎると塩分の取り過ぎにつながります。
塩分のコントロールが必要な人や麺類や炊き込みごはん(味付きのごはん)を食べるときは、控えたほうがイイでしょう。
その一方で、野菜を摂取することができるため、食物繊維をとることができますし、熱を加えていないので、水溶性のビタミン(ビタミンCなど)の補給に役立ちます。
また、発酵がすすむと、腸内環境を整えてくれる役割も期待できます。
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若干、北海道目線で記しておりますので、一般的で無い食材や目安の分量なども存在するかもしれません。
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